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ぽちっとBプラス No.26 『過越祭とイエス・キリスト』

  • pochittobible
  • 2020年9月25日
  • 読了時間: 2分

聖書を読んでいると、神はある“型”を持っているかのように、その計画を実行していることがわかります。

過越祭とは、400年間エジプトで奴隷となっていたイスラエルの民を、神がモーセを遣わして解放したことを記念するお祭りです。(ぽちっとバイブル第13回参照)エジプト脱出の際、神のエジプトへのさばきは、エジプトの全ての初めての子供を死なせるというものでした。ただ、神はイスラエル人の家の門柱とかもいに、羊の血を塗ることによって、災いがその家を過ぎ越していき、イスラエル人が守られるようにしました。これが、過越祭の由来です。

過越祭の時には、傷のない羊を屠って食べることになっていました。この傷のない羊の役割を、罪を犯さなかったイエスが果たしました。ですから、イエスは過越祭の時に十字架にかけられるため、その時に重なるようエルサレムに行かれたのです。

また、イエスが弟子たちに示された“新しい契約”は、イエスが十字架にかかる400年以上も前に、エレミヤが預言していました。神との新しい契約関係に入ると、神を否定してきた罪は赦され、それは思い出されることがないのですね。

『見よ、その時代が来る──主のことば──。そのとき、わたしはイスラエルの家およびユダの家と、新しい契約を結ぶ。

その契約は、わたしが彼らの先祖の手を取って、エジプトの地から導き出した日に、彼らと結んだ契約のようではない。わたしは彼らの主であったのに、彼らはわたしの契約を破った──主のことば──。

これらの日の後に、わたしがイスラエルの家と結ぶ契約はこうである──主のことば──。わたしは、わたしの律法を彼らのただ中に置き、彼らの心にこれを書き記す。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。

彼らはもはや、それぞれ隣人に、あるいはそれぞれ兄弟に、『主を知れ』と言って教えることはない。彼らがみな、身分の低い者から高い者まで、わたしを知るようになるからだ──主のことば──。わたしが彼らの不義を赦し、もはや彼らの罪を思い起こさないからだ。」』

(旧)エレミヤ書31:31~34

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

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