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ぽちっとBプラス No.14『バプテスマのヨハネ』

  • pochittobible
  • 2020年6月26日
  • 読了時間: 2分

🎨「洗礼者ヨハネの説教」

 ピーテル・ブリューゲル作

 1566年(Wikipediaより)


バプテスマのヨハネは、ルカの福音書によると、祭司ザカリヤと妻エリサベツの息子で、このエリサベツは、イエスを生んだマリアの親戚です。

ぽちっとBプラスNo.10でもお伝えしましたが、バプテスマのヨハネは、旧約聖書のマラキ書で、“エリヤの霊と力”をもって、イエスが現れる前に人々の心を整える働きをするとされていた人物です。エリヤは、旧約聖書に出てくる代表的な預言者です。

『このヨハネはらくだの毛の衣をまとい、腰には革の帯を締め、その食べ物はいなごと野蜜であった。』

マタイの福音書3:4

これは、ヨハネの姿の描写ですが、預言者エリヤも『毛衣を着て、腰に革の帯を締めた人』((旧)列王記第二1:8)と書かれているので、服装もとてもよく似ていますね。

ヨハネは民衆にとても大きな影響力を持っていましたが、神から命じられた務め、すなわち、救い主イエスより前に現れて、人々を悔い改めに導き、救い主に出会う準備をさせることを理解していました。そして、イエスにバプテスマを授け、イエスがキリスト(救い主)であることを人々に示しました。

ヨハネは自分の務めを果たした後、当時のユダヤのヘロデ王によって処刑されてしまいますが、イエスは、このヨハネのことを次のように言っています。

『女から生まれた者の中で、バプテスマのヨハネより偉大な者は現れませんでした。』

マタイの福音書11:11

神の計画の中で、イエス・キリストに先立って現れ、その役目を成し遂げた人がいたのです🙂

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

参考文献

『新聖書ハンドブック』ヘンリー・H・ハーレイ著(いのちのことば社)

『ファイヤーバイブル注解付聖書』(ライフパブリッシャーズ)


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