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ぽちっとバイブル 第38回『オリーブ山の説教』


📖聖書箇所

(新)マタイの福音書24:3~25:46

(Wikipediaより)


弟子たちは、イエスに「世が終わる時のしるしは、どのようなものですか」と尋ねました。それにイエスが答えたのが、マタイの福音書24~25章で、『オリーブ山の説教』と呼ばれています。

聖書には、今日のマタイの福音書以外にも、ヨハネの黙示録をはじめ、この世界の終わりについての記述がたくさんあり、終末論、または、終末の預言などと呼ばれています。その解釈は難しく、いろいろな説がありますが、今回のぽちっとバイブルでは、そのごく一部から、聖書に書かれている文字通りの内容を見ていきます。

『そこでイエスは彼らに答えられた。

「人に惑わされないように気をつけなさい。わたしの名を名乗る者が大勢現れ、『私こそキリストだ』と言って、多くの人を惑わします。また、戦争や戦争のうわさを聞くことになりますが、気をつけて、うろたえないようにしなさい。そういうことは必ず起こりますが、まだ終わりではありません。民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、あちこちで飢饉と地震が起こります。しかし、これらはすべて産みの苦しみの始まりなのです。そのとき、人々はあなたがたを苦しみにあわせ、殺します。また、わたしの名のために、あなたがたはすべての国の人々に憎まれます。そのとき多くの人がつまずき、互いに裏切り、憎み合います。また、偽預言者が大勢現れて、多くの人を惑わします。不法がはびこるので、多くの人の愛が冷えます。しかし、最後まで耐え忍ぶ人は救われます。御国のこの福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての民族に証しされ、それから終わりが来ます。」』

マタイの福音書24:4~14

🐶ぽちっとひとこと

今回取り上げた箇所だけでも、

“必ず起こる事→産みの苦しみの始まりに起こる事→世界の終わり”

が書かれています。

ここに書いてあることを読むと、私たちが生きている今、もうすでに起こっている事柄を言っているように思われますね。ですが、『まだ終わりではありません。』

また、“産みの苦しみの始まり”とあるので、その後、“産みの苦しみの真っただ中”や“産みの苦しみの終わり”があるかもしれません。

また、“産みの苦しみ”の後には、何が産まれるのでしょうか? 通常、“産みの苦しみ”の後には、その苦しみを忘れるような“喜び”があるものです。それは何なのでしょうね?

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

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