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ぽちっとBプラス No.56『キリストの命令』

更新日:2021年9月11日



🎨『大宣教命令』

セント・パトリック大聖堂(テキサス州エルパソ)のステンドグラスより


イエス・キリストは、神でありながら、人となってこの世界に来られ、全人類を罪から救い出すために十字架にかかり、復活して天に帰られました。


『しかし、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。』

使徒の働き 1:8


これは、イエスが天に帰られる前に弟子たちに語った言葉です。この言葉通りに、弟子たちは、聖霊なる神から力を受けて、キリストの証人として、世界に出て行きました。そして、イエス・キリストの救いと、やがて来る神の国のことを伝え知らせたのです。


弟子たちがキリストの福音を伝えると、何が起こったでしょうか?ある人々は、イエスを信じ、弟子となりました。このように、人々をイエスの弟子としていくことも、イエスが命じていたことでした。


『イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。「わたしには天においても地においても、すべての権威が与えられています。ですから、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、わたしがあなたがたに命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」

マタイの福音書 28:18~20


これは、いわゆる“大宣教命令”として知られている箇所です。ひとことで言うなら、イエスの弟子を作りなさいということでしょう。イエスの弟子になる人は、バプテスマ(洗礼)を受け、聖書を学ぼうとするでしょう。イエスは、自分にはこの世界のすべての権威があること、その権威あるイエスが世の終わりまでともにいるから、あなたがたは出て行って、世界中の人々を弟子としなさいと命令されたのです。


この弟子作りは、聖書の時代から始まり、今に至るまで世界中で行われ、引き継がれてきました。ですから、現代の日本で今、私たちが聖書を読んでいるのですね!


聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

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