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ぽちっとBプラス No.55『隠れたところで見ている父』


reenablackによるPixabayからの画像

『あなたが祈るときは、家の奥の自分の部屋に入りなさい。そして戸を閉めて、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れたところで見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます。また、祈るとき、異邦人のように、同じことばをただ繰り返してはいけません。彼らは、ことば数が多いことで聞かれると思っているのです。ですから、彼らと同じようにしてはいけません。あなたがたの父は、あなたがたが求める前から、あなたがたに必要なものを知っておられるのです。』

マタイの福音書 6:6~8


これは、マタイの福音書の『主の祈り』の直前に書かれている箇所です。神は私たちに必要なものを、私たちが祈る前から知っておられるのですね。自分ひとりになって、外面を取り繕うことなく、自分の弱さも何もかも、すべてを知っている神の前に出る時間を持つことの大切さを教えられます。


聖書で、祈りについて書かれている箇所は数多くあり、祈りにもひとりの祈り、集まりでの祈り、いやしの祈りなど、いろいろな祈りがあることがわかります。


『同じように御霊も、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、何をどう祈ったらよいか分からないのですが、御霊ご自身が、ことばにならないうめきをもって、とりなしてくださるのです。』

ローマ人への手紙 8:26


私たちも何をどう祈ったらよいかわからないことが多いのではないでしょうか? 思いはあっても言葉が見当たらないことがあります。そんな時でも、聖霊なる神が共にいて、うめきをもって祈ってくださるというのです。不思議ですね。


『いつも喜んでいなさい。

絶えず祈りなさい。

すべてのことにおいて感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。』

テサロニケ人への手紙 第一5:16~18


喜びと感謝をもって、神に祈りたいものです。でも、祈ることができない日もあるでしょう。そんな時は、自分のために祈ってくれる友人がいるといいですね。


『詩と賛美と霊の歌をもって互いに語り合い、主に向かって心から賛美し、歌いなさい。』

エペソ人への手紙 5:19


祈る気分になれない時もあるでしょう。そんな時でも、祈りや賛美の集まりに参加してみましょう。ただ、そのままで神の前に出てみると、不思議に感謝の思いがあふれてくるかもしれません。


祈りが神との生きた交わりになり、喜びと感謝にあふれる時となりますように。


聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

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