ぽちっとBプラス No.49『ユダの王たちの生涯』
- pochittobible
- 2021年6月3日
- 読了時間: 2分
南王国ユダの王20人をまとめてみましょう。

神に従い、主の目にかなう王とそうではない王がいましたが、最初はよかったものの、晩年に高慢になった王など、さまざまであったことがわかります。
特に、14番目の王マナセは悪名高い王です。
『マナセは、ユダに罪を犯させて、主の目に悪であることを行わせた罪だけでなく、咎のない者の血まで多量に流したが、それはエルサレムの隅々に満ちるほどであった。』
列王記 第二 21:16
『ヨシヤのようにモーセのすべての律法にしたがって、心のすべて、たましいのすべて、力のすべてをもって主に立ち返った王は、彼より前にはいなかった。彼の後にも彼のような者は、一人も起こらなかった。それにもかかわらず、マナセが引き起こした主のすべての怒りのゆえに、主はユダに向けて燃やした激しい怒りを収めようとはされなかった。』
列王記 第二 23:25~26
マナセの罪がユダの人々に広がり、それがどれだけ神の怒りを引き起こすものであったかが伺われます。しかし、次のようなことも書かれています。
『そこで主は、アッシリアの王の配下にある軍の長たちを彼らのところに連れて来られた。彼らはマナセを鉤で捕らえ、青銅の足かせにつないで、バビロンへ引いて行った。しかし、彼は苦しみの中で彼の神、主に嘆願し、父祖の神の前に大いにへりくだり、神に祈ったので、神は彼の願いを聞き入れ、その切なる求めを聞いて、彼をエルサレムの彼の王国に戻された。こうしてマナセは、主こそ神であることを知った。』
歴代誌 第二 33:11~13
神とひとりひとりの人物との関わりを見ていくと、神はどういう方なのか、人間はどういう存在なのか、新しい側面を発見できそうですね。
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
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