ぽちっとBプラス No.37 『携挙』
- pochittobible
- 2020年12月11日
- 読了時間: 2分

『私たちは主のことばによって、あなたがたに伝えます。生きている私たちは、主の来臨まで残っているなら、眠った人たちより先になることは決してありません。
すなわち、号令と御使いのかしらの声と神のラッパの響きとともに、主ご自身が天から下って来られます。そしてまず、キリストにある死者がよみがえり、
それから、生き残っている私たちが、彼らと一緒に雲に包まれて引き上げられ、空中で主と会うのです。こうして私たちは、いつまでも主とともにいることになります。』
テサロニケ人への手紙 第一 4:15~17
これから起こることとして、無視できないのは、“携挙”です。英語では、“Rapture”です。“携挙”は、このテサロニケ人への手紙第一にあるように、イエス・キリストが天から下って来られ、キリスト者が引き上げられ、空中でイエスと会い、天に上げられることです。
この“引き上げられ”という言葉は、原語のギリシャ語では“ハルパゾー”で、それはラテン語で“ラプト”であり、そこから英語の“Rapture”になりました。
『終わりのラッパとともに、たちまち、一瞬のうちに変えられます。ラッパが鳴ると、死者は朽ちないものによみがえり、私たちは変えられるのです。』
コリント人への手紙 第一 15:52
この箇所でも、書き手のパウロは同じことを言っています。
『兄弟たち。その時と時期については、あなたがたに書き送る必要はありません。
主の日は、盗人が夜やって来るように来ることを、あなたがた自身よく知っているからです。人々が「平和だ、安全だ」と言っているとき、妊婦に産みの苦しみが臨むように、突然の破滅が彼らを襲います。それを逃れることは決してできません。』
テサロニケ人への手紙 第一 5:1~3
『ですから、ほかの者たちのように眠っていないで、目を覚まし、身を慎んでいましょう。』
テサロニケ人への手紙 第一 5:6
これは、テサロニケ第一の4章の続きなので、“携挙”も含めて、その時と時期が突然やってくると考えられます。いつ“携挙”が起こるのか、わからないのです。ですから、目を覚まして注意していなさいと勧めています。
『神は、私たちが御怒りを受けるようにではなく、主イエス・キリストによる救いを得るように定めてくださったからです。』
テサロニケ人への手紙 第一 5:9
イエス・キリストによる救いを得ている人々は、神の御怒りを受けることがないのですね!
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
参考文献
『ファイヤーバイブル注解付聖書』(ライフパブリッシャーズ)
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