ぽちっとBプラス No.25 『人の子の到来(再臨)』
- pochittobible
- 2020年9月18日
- 読了時間: 2分

神が全世界を造られましたが、人が罪を犯したため、世界は壊れ、人は死ななければならなくなりました。そこで、神はひとり子イエスを地上に送り、十字架の死と復活によって死を打ち破り、イエスを信じる人は永遠のいのちを得ることができるようになりました。そして、神は、壊れたこの世界を終わらせ、罪のない新しい天地を造り、そこで、神と人は永遠に生きていくことができるというのが、聖書のシナリオです。
『いちじくの木から教訓を学びなさい。枝が柔らかになって葉が出て来ると、夏が近いことが分かります。同じように、これらのことをすべて見たら、あなたがたは人の子が戸口まで近づいていることを知りなさい。まことに、あなたがたに言います。これらのことがすべて起こるまでは、この時代が過ぎ去ることは決してありません。天地は消え去ります。しかし、わたしのことばは決して消え去ることがありません。ただし、その日、その時がいつなのかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。ただ父だけが知っておられます。』
マタイの福音書24:32~36
これは、マタイの福音書24章でのイエスの言葉です。24章の初めに“産みの苦しみ”の時に起こることが書いてありました。それらのことを見たら、人の子、つまり、イエスの到来(再臨)が近づいているとあります。
イエスは、人となって生まれ、十字架に架けられて死に、復活し、40日後に天に帰られます。ですが、イエスがもう一度来るというのです。これはキリストの“再臨”と言われています。今現在、キリストの“再臨”はまだ起こっていないので、これから起こるのでしょう。そして、最終的な世の終わりと新しい天地の創造に進んでいくことになります。
世の終わりやイエスの再臨は、その日、その時がいつなのかは、だれも知らず、天使たちもイエス自身も知りません。ただ父なる神だけが知っているとあります。
このように、イエス自身がまだ十字架に架けられる前に、弟子たちにこの世界の終わりについて語っていたのですね。
『ですから、目を覚ましていなさい。あなたがたの主が来られるのがいつの日なのか、あなたがたは知らないのですから。』
マタイの福音書24:42
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
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