ぽちっとバイブル 第5回 アダムとエバ [創世記]
- pochittobible
- 2020年1月25日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年3月1日

神に創造されたアダムと妻のエバは、エデンの園に住んで、何不自由なく暮らしていました。ただ、神は人に1つだけ命じたことがあります。 『善悪の知識の木からは、食べてはならない。その木から食べるとき、あなたは必ず死ぬ。』
(旧)創世記2:17 ところが、蛇に扮した悪魔がまず妻のエバに話しかけます。 『園の木のどれからも食べてはならないと、神は本当に言われたのですか?』 創世記3:1 エバが混乱していると、 『あなたがたは決して死にません。それを食べるそのとき、目が開かれて、あなたがたが神のようになって善悪を知る者となることを、神は知っているのです。』
創世記3:5 と、巧妙に誘惑し、神の命令に疑いを持たせ、その結果、エバはその実を食べ、夫アダムも食べてしまいました😯 このことに気づいた神に問われると、アダムは、
『~この女が、あの木から取って私にくれたので、私は食べたのです。』
同3:12
と答え、エバは、
『蛇が私を惑わしたのです。それで私は食べました。』
同3:13
とそれぞれ責任転嫁しました😔 一体どうなるのでしょう? 🐶ぽちっとひとこと 蛇に扮した悪魔に誘惑されたとはいえ、神を疑い、神が言われたことを否定することを聖書では“罪”といいます。 こうして、人は神を否定し、自分が神のようになって、自分を基準として何事も考えるようになりました。その結果、エデンの園で永遠に生きることができなくなり、人は死ぬことになりました😣 神は、悪魔が扮した蛇に言います。
『おまえと女、おまえの子孫と女の子孫との間に私は敵意を置く。彼はおまえの頭を砕き、おまえは彼のかかとを砕く。』
聖書協会共同訳 創世記3:15 ここでの「おまえの子孫」は悪魔の勢力のことで、「女の子孫」はイエス・キリストを指しています。敵意があるので、戦いがあるのでしょう。頭を砕くことと、かかとを砕くことではどちらが致命的かと言えば、頭を砕くことですから、神はこの時すでにイエス・キリストの勝利、つまり、罪に陥った人間を救う計画を立てられていたことがわかります😳 これから展開していく数々のドラマから、聖書の神がどんな方なのか、また、人間とはどういう存在なのか・・・ぜひお楽しみに 😃
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