ぽちっとBプラス No.5 『神とダビデの永遠の契約とは』
- pochittobible
- 2020年4月24日
- 読了時間: 2分

🎨ダビデ像(ニコラス・コルディエ作、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂)
『あなたの家とあなたの王国は、あなたの前にとこしえまでも確かなものとなり、あなたの王座はとこしえまでも堅く立つ。』
(旧)サムエル記 第二 7:16
この言葉は、預言者からダビデに告げられた神の言葉です。ここには“契約”という言葉は出てきませんが、ここで神はダビデと永遠の契約💡を結ばれました。
それは、他の箇所からも確認することができます。
『わたし(=神)はわたしの選んだ者と契約を結びわたしのしもべダビデに誓う。
わたしはあなたの裔(すえ)をとこしえまでも堅く立てあなたの王座を代々限りなく打ち立てる。』
(旧)詩篇 89:3~4
また、ダビデ自身も晩年の言葉の中で次のように言っています。
『まことに私の家は、このように神とともにある。神が永遠の契約を私と立てられたからだ。それは、すべてのことにおいて備えられ、また守られる。』
(旧)サムエル記 第二 23:5
この契約💡は、ダビデの子孫から、王国を永遠に確立する者が出てくるというものです。これは、ダビデの子孫であるイスラエルの王や民が、不信仰であったり、他の神々を拝んだりしても繰り返し確認されました。
『しかし、主はダビデと結ばれた契約のゆえに、ダビデの家を滅ぼすことを望まれなかった。主はダビデとその子孫に常にともしびを与えると約束されたからである。』
(旧)歴代誌 第二 21:7
イスラエルの国は、ダビデの息子のソロモン王の後、南北に分裂し、どちらも滅びます。けれどもダビデの家系は途絶えることなく、やがて、人としてのイエス・キリストにつながっていきます。イエス・キリストが“ダビデの子”と言われるゆえんですね。
そして、これから来るこの世界の終わりの日に、“ダビデの根”としてイエス・キリストが再び来て、永遠の王国を完成するというまさに神の計画が現在進行中というのが聖書のストーリーなのです😃❗
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
参考文献:
『ファイヤーバイブル注解付聖書』(ライフパブリッシャーズ)
p512「ダビデとの神の契約」
『三つのテーマで読む聖書 キリスト・神の国・契約』(川端光生著、あかしあの木出版)
P118「ダビデ契約」
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