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ぽちっとバイブル 第43回『ペンテコステ(聖霊降臨)』


📖聖書箇所 

(新)使徒の働き2:1~4

🎨「ペンテコステ(聖霊降臨)」

 ユリウス・カロルスフェルト作

 1860年頃(Wikipediaより)

今日は、新約聖書の使徒の働き(使徒行伝、または、使徒言行録)から、見ていきましょう!

イエスを裏切ったユダがいなくなったので、ペテロをはじめとする11人の弟子たちは、約3年間イエスと共に過ごしてきた弟子の中からもう一人を選んで、12人となります。そして、それからは、“使徒”と呼ばれるようになります。

『イエスは苦しみを受けた後、数多くの確かな証拠をもって、ご自分が生きていることを使徒たちに示された。四十日にわたって彼らに現れ、神の国のことを語られた。

使徒たちと一緒にいるとき、イエスは彼らにこう命じられた。

「エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。ヨハネは水でバプテスマを授けましたが、あなたがたは間もなく、聖霊によるバプテスマを授けられるからです。」』

使徒の働き1:3~5

イエスは次のようにも言われました。

『しかし、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。』

使徒の働き1:8

12人の使徒とその他のイエスを信じる人々は、イエスが言われた通り、エルサレムに留まって、心を一つにして祈る毎日を過ごしていました。

『五旬節の日になって、皆が同じ場所に集まっていた。すると天から突然、激しい風が吹いて来たような響きが起こり、彼らが座っていた家全体に響き渡った。また、炎のような舌が分かれて現れ、一人ひとりの上にとどまった。すると皆が聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに、他国のいろいろなことばで話し始めた。』

使徒の働き2:1~4

🐶ぽちっとひとこと

この出来事が、“ペンテコステ”、または、“聖霊降臨”と呼ばれるものです。神の霊である聖霊が、1人1人にくだって、皆が満たされた状態になったのです。イエスが話していた通り、“聖霊のバプテスマ”を受け、“聖霊に満たされ”、“力を受け”ました。

そして、これまで慌て者で気弱な面もあったペテロが、大胆に人々に語り、この日、三千人ほどがイエスを信じて仲間になったとあります。初代教会の誕生です。

聖霊は、イエスを信じる人々の心を満たし、強め、イエス・キリストのことを全世界に伝えることができるように助ける神の霊なのですね。

この“ペンテコステ”を境に、使徒たちはこれまでと違って力強い働きをするようになったことが、『使徒の働き』に書かれています。ぽちっとバイブルでは、来週から、この使徒たちの働きについてご紹介していきますので、お楽しみに!

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

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